業務部の長谷川です。
先日、埼玉県の県立高校で、野球の練習試合に来ていた男子高校生が
グランドで落雷により死亡するという事故が起きました。
当時の状況は、雨は降っておらず、突然落雷に襲われたということで、
とても痛ましく感じます。
最近は、落雷による事故が多く、日本では年間20名ほどの方が落雷事故に遭い、
致死率は70%といわれております。
落雷による死亡事故で一番多いのは「広い平地での直撃」、次いで「木の下での雨宿り中での落雷」で、
この二つが半数以上を占めているようです。
雷は「高く突き出たもの」に落ちやすい性質のため、木の真下は、かなり危険です。
落雷から身を守るには、「建物の中に避難する」「車の中に避難する」必要があります。
建物や車が近くにない場合は、「しゃがみこみ、頭を下にかがめ、踵を地面から浮かせる」
という姿勢が有効のようです。
また、危険な行為としては、「傘をさす」「ゴルフクラブや釣竿を持つ」
「自転車やオートバイに乗る」などが挙げられます。
自然災害などの場合は、瞬時の判断が生死を分けると言います。
皆さんも雷には十分お気を付け下さい。