業務部の梶です。 

風邪を引いたときには風邪薬を飲んで治すという考えが一般的ですが、
よく知られているように風邪薬というのは、ウイルスを殺す薬ではなく、
風邪の症状を緩和する薬です。
なので薬を飲むと、体が本来もっている防衛反応を弱めてしまい、
かぜの諸症状(発熱、のどの痛み、せき、鼻みず、鼻づまりなど)は緩和しますが、
薬を飲むことによって治療を長引かせる結果になるようです。

ではどのように薬に頼らずに風邪を治すかというと、つまるところ自然治癒力を高めて
ウイルスを排出させるということだそうです。
以下に具体的な方法を調べてみました。

①睡眠を十分にとる
睡眠をとると体が休息し、免疫力が高まります。

②身体を温める
発熱は一種の生体防御反応であり、人体というのは、あえて体温を高めることで
免疫力を上げているということも明らかになってきているそうです。例えば、【白血球は、
病原菌に対する貪食(どんしょく)・殺菌能などを有しているが、その白血球は、体温が
平熱よりも1度下がると30%以上 働きが低下し、逆に平熱より1度上昇すると5 – 6倍の
働きをする】ということが明らかになっているそうです。

③消化器官を休ませる
栄養価が高く、消化のよいものを少量とること。
「消化」は人間の生命活動で一番エネルギーを使う活動です。
消化器官を休ませることで、その分、回復力を高めることができます。

④ウイルスを排出
発汗や排泄、嘔吐によってウイルスは外に出ますからできるだけ排泄、発汗を促すことが大切です。
水分をたくさんとったり、うがいや鼻うがい、加湿対策をするなどがあります。

そもそも風邪を引かないように普段から健康的な生活習慣を心掛けたいですね。