淀川労務協会 の村上です。
例年のこの時期の寒さについて少し調べてみました。
「小寒」とは寒さが最も厳しくなる前や、寒さが加わる頃という意味で、いわゆる『寒の入り』の1月5日ごろを指し、この日から寒中見舞いを出し始めます。
また、「小寒」から節分までが「寒の内」と呼ばれ、一年の内で最も気候の寒い季節となり
中でも、「大寒」は1月20日ごろを指し、「寒の内」の真ん中にあたり、さらに寒い時期をあらわし、最低気温が観測されるのもこの頃が一番多くなるそうです。
武道では、寒稽古が行われたり、凍り豆腐、寒天、酒、味噌など寒気を利用した食物が仕込まれる時期にもあたります。
先日、東京では、インフルエンザ流行開始の目安となる都内インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が1医療機関あたり1.0人を超えました。
例年の話ではありますがこの寒さと乾燥のおかげで、これから、本格的な流行が予想されるようですので、室内の湿度を50%から60%に設定して 感染予防に心がけてください。
暦の上ではこれから「大寒」後15日で、寒が明け、立春となります。
とはいうものの、まだまだ、日本海側では雪のシーズン。
スキーやスノーボードが盛んで、春の兆しはみえません。
でも、太平洋側ではフクジュソウ、スイセンなど寒中に花を開くものがあり、淡路島ではスイセンが見ごろをむかえ、長浜では白梅、紅梅もさきはじめました。
外は厳しい寒さが続いていますが、服を1枚多く着込んで一足早い春を探しに出かけてみてはいかがでしょうか?