淀川労務協会 業務部の下村です。
早くも今年に入り1ケ月が経ちました。
年始早々、私は「この1年が勝負の年だ!」と自分を奮い立たせているのですが、皆様の会社ではいかがでしょうか?
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時は明治。日本はロシアと国の存亡をかけた一戦である「日本海海戦」で奇跡的な勝利を成し遂げました。
昨年まで3年間にわたりNHKで放送されていた「坂の上の雲」でもこのシーンが流れていました。
この一戦で負けると、日本の国そのものが存亡の危機に瀕するもので、当時の聯合艦隊司令長官 東郷平八郎は
Z旗をかかげ(「アルファベットの最後の文字:もうあとがない」という意味)、総員に「皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」
と伝え戦に挑みました。
T字戦法という有名な戦術を駆使し、バルチック艦隊に対し大勝利をあげることができました。
ここで言いたいことは、チームが危機感とこの一戦の大切さを共有し、絶対に負けられない(勝利しかない)という共通目的を強く持ち、戦術を理解し個々の役割分担を十二分に果たし、一体となったこと。単なる集まりではなく、ハイパフォーマンスをあげることができた「チーム」となったからこそ、勝利できたのではと、私は考えるのです。
翻って、現在。震災に円高、不況・・・。明治の世とは単純に比べることはできませんが、当時は今以上に「がけっぷち」だったのではと思います。
一度、この現在の危機に際し、”チーム”というものを考えてみてはいかがでしょうか。