業務部の松井です。
前回のブログに努力逆転の法則について書きました。
リラックスしていいイメージを持つことがいい結果につながるということでした。
今回少し関連するのですが、自律神経を整え高めることが、リラックスできて健康にも必要であるということを、いくつかの本で読みましたので紹介します。
自律神経とは我々の生命活動を24時間365日休むことなく支えている神経で、内臓や血管の機能をコントロールする神経です。
また呼吸も自律神経の働きにより寝ている間も自然に続くわけです。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は体をアクティブな状態にし、副交感神経は体をリラックスした状態にします。
この相反する働きを持った二つの自律神経が交互に体を支配することで身体機能が保たれているそうです。
1.交感神経活動レベルが高すぎて、副交感神経活動レベルが低すぎる場合、体のあちこちに不調が現れ病気になってしまいます。
2.逆の場合、副交感神経活動レベルが高すぎて、交感神経活動レベルが低すぎる場合はうつ病の傾向にあります。
3.交感神経も副交感神経も活動レベルが低い場合は、疲れやすく、やる気も起きない状態で、健康状態はよくもなく、悪くもなくといった状態です。
4.いちばんいいのは交感神経も、副交感神経も両方高いレベルで活動している状態のときです。
一般的には交感神経(アクセル)のレベルが高い人が多く、副交感神経(ブレーキ)のレベルは低い人が多いようですが、4にあるように両方高いレベルにあることが必要です。
そして副交感神経のレベルを高める(ブレーキの質を高める)には、腹式呼吸で深く呼吸をし、ゆっくり動くことが必要だそうです。
現代のスピード社会に逆行する形になるのでゆっくり行動するのは難しいことですが、心がけることで自律神経を整え、病気になりにくい健康な体になり、リラックスできて仕事もはかどり、家庭も円満になるということにつながるのかもしれません。
副交感神経のレベルが低すぎるとうつ病になりやすくなります。
ここ数年来うつ病等の精神疾患が増えております。
スピード社会により、自律神経が乱れ、副交感神経のレベルが下がるためうつ病等の患者が増えているのかもしれません。
いつもせかせかしている私も気を付けて、ゆっくり行動を時には心がけていきたいと思います。