業務部の松井です。
5月21日の朝7時30分ごろに金環日食を見られた方も多かったのではないでしょうか。
私は自宅で見てギリギリに事務所に行くか、早く事務所に来てゆっくり見るか迷ったのですが、結局後者を選び、事務所に7時過ぎに着きました。
駅から事務所まで歩く道で、雲は多かったのですが太陽は明るく、4分の1位欠けているのがはっきりと見えました。
事務所でカバンを置いた後、太陽を凝視していい下敷きを持って、隣の公園にいそいそと出かけたら、公園には10人くらい人が集まっていました。
しかしながらもうすぐ金環日食になるといった直前の7時20分くらいから分厚い雲が空を覆い、ほとんど太陽が見えなくなりました。
その後雲が薄くなったときに少しだけ金環日食が見えましたが、はっきりと見えるには程遠い状況でした。
家に電話すると、雲もほとんどなくはっきりと見えているとのこと、非常に残念な思いをしました。
さて自然現象は人知に全く及ばないところで動いており、特に宇宙規模で起きる現象は本当に神秘的かつ巨大です。
975年の皆既日食のときには、夜のようになり、神様の怒りに触れたと思い、朝廷が大赦を配布したそうです。
その他宇宙規模の現象として隕石の衝突がありますが、6500万年前の直径10kmの隕石衝突では、原子爆弾1000個分が爆発した威力があり、恐竜が絶滅し、マグニチュード14クラスの地震が起き、数千mの津波が発生したそうです。
宇宙規模の現象はびっくりするくらい規模が違います。
地球が、人間がいかにちっぽけかということになります。
また日食や月の満ち欠けのときに、体調不良になる方も多くいるそうです。
最近地磁気の乱れが起きているといわれており、うつ病等の精神疾患が増え続けているのも、そのような宇宙規模での何らかの変化が原因かもしれません。
そうなると我々地球人はどうしようもできないということになるのでしょうか。
大きな自然現象はとりあえず置いといて、今は地道な日々の生活の中に、小さなことでもほっとするような、安らかな気持ちになれることを発見していきましょう。