淀川労務協会の木村(朋)です。

朝晩の冷え込みに秋を感じる毎日ですが、あっという間に冬の季節が到来しますね。

毎年この時期は冬を越すための準備として、自宅の庭木の剪定や芝生の刈り止めをしないといけないのですが、楽しい反面、けっこうな重労働ですので、できれば業者さんに頼みたいなぁ、と思ってしまいます。

私の家のご近所さん達もみなさん同じことを思っているらしく、この時期になるとある業者さんに依頼が殺到します。

どういう業者さんが人気か分かりますか?

人気のある業者さんというのは、実はシルバー人材センターの高齢者の方で、きれいに仕上げていただけるだけではなく、お財布にとても優しいお値段です。

最近知ったのですが、夏場に旅行で家を不在にするときに、1日数百円で庭木の水やりを代行してもらえるサービスもあるようです。

このようにとっても助かるシルバー人材センターの高齢者の方たちですが、請負作業中にけがをした場合に、これまでは労災保険も健康保険も適用されず、全額自己負担で治療しないといけなくなるいう問題がありました。

しかしこのたび、このようなケースにおいては健康保険を適用して救済するとの方針を厚生労働省が正式決定したようです。

なお、シルバー人材センターの高齢者だけではなく、インターンシップの学生や企業の役員なども含まれる方向とのことです。

詳細については厚生労働省の部会での議論によって結論をまとめるようですが、とてもよい動きだと思います。

ちなみに、企業の役員や建設業の一人親方等については、労災保険に任意で加入できる「労災特別加入制度」がございます。

私ども淀川労務協会にてお取り扱いしていますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。