業務部の下村です。

 今日の朝刊で、就職希望調査結果2013年総合ランキングが発表されていました。
 ベストテンは、1位 日本生命、2位 東京海上、3位 第一生命、4位 三菱東京UFJ銀行、5位 三井住友海上火災、6位 三菱UFJ信託銀行、7位 みずほフィナンシャルグループ、8位 三井住友銀行、9位 三井住友信託銀行、10位 明治安田生命とのことで、まさにかなり昔にフラッシュバックしたかのような結果でした。
 これを見て、景気状況や社会情勢から理解できる気持ちはありますが、「全て金融かっ!」と思ってしまいます。

 これからの日本を支えていくモノづくりの製造業や、情報通信企業、介護・医療関連サービスや流通サービス、復興を支えていく建設業などが一つも入っていないことに少しショックを覚えました。金融サービスももちろん非常に重要な業種ではありますが、これらの企業があっての金融でもあります。

 景気状況や業界や企業のイメージ・ブランド・労働条件などの要素もあるとは思いますが、就活生も様々な考え、個性、能力、強みを持っているはずだと思います。その時代の雰囲気や表面の華やかさではなく、自分が本当に「やりたい、取り組みたい」と思える仕事、業種、企業をよく考え選んでもらいたいと思います。それが結果的に長い目でみると「後悔はしない。」のではないかと思います。
 もちろん、企業も学生たちに魅力を感じてもらう努力は怠ってはなりませんけどね。