業務部の三浦です。
先日、当協会にて人事評価に関するセミナーの講師を務めさせてさせて頂きました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
私は、自分が講師をさせて頂くときも、外部のセミナーに参加に参加させて頂くときも、セミナーの目的を見失わないようにしています。
セミナーの目的は知識の習得ではありません。
単なる知識の習得であれば本を読むなりインターネットを叩くなりすれば分かる訳で、費用を負担し、時間を拘束され、わざわざ会場まで足を運ぶからにはそれ相応の目的が必要な訳です。
もし目的が知識の習得であれば、それはセミナーではなく「講義」(専門学校で行われるようなインプット)になってしまいます。そうならないためには、そこに本を読むなり資料請求するだけでは得られない価値を見出さなければなりません。
セミナーの目的は、「受講者の行動の変化へのきっかけ作り」であり、受講者の行動改革(アウトプット)に繋がる知識や知恵を伝えられるセミナーが良いセミナーだと思います。
1)情報量・質 60点 行動変革への寄与度80点
2)情報量・質 80点 行動変革への寄与度60点
もしこの2つのセミナーがあるならば、私は前者が良いセミナーだと思います。
セミナーに参加することが、その目的になっていませんか?
自戒を込めて記載させて頂きました。