業務部の玉田です。
エスカレーターで片側を空けて乗ることはすっかり定着していますが、子供連れの人
や身体の不自由な人にとって、決まった片側にしか乗れない(手すりに掴まれない)のは
危険を伴うことがあり、最近では、安全を優先して歩かないことを呼びかける駅なども
増えてきています。
エスカレーターの片側空けは、一説によれば、ロンドンの地下鉄で急ぐ人のために
道を譲るマナーとして生まれ、日本では45年ほど前に阪急梅田駅で呼びかけたのが
始まりとされているそうです。
急ぐ人のために片側を空ける、事情のある人のために歩行せず片側空けもしない、
そもそも歩かなくても良い設備として作られたのだから歩くのはおかしい…など、
いろいろな考え方が出来ますが、より人に優しく、安全なマナーはどうすることなの
でしょうか。
かく言う私は、楽で速いということから、エスカレーターでは歩いてしまうことが
多いのですが…。
いつの間にか習慣になってしまったことでも、これは違うかも感じたときには、
改めて見直してみる必要があるのでしょう。