業務部の梶です。
夏になると、多くの虫達の活動が盛んに行われています。
子供の頃は平気で素手で虫に触れていたのに、大人になるとなぜか虫が苦手になって
触れなくなる人が多いようです。
その理由については、専門的な研究はされていないらしく確かな答えはないようです。
ある意見では、
【人間にとって昆虫は羽や触覚など人間にはないものを持っていて、異質な存在である。
子どもは知的好奇心が旺盛なので、逆に興味を持つが、やがて大人になるにつれて
その好奇心が薄くなり、昆虫に触れる機会がなくなっていくと、本来の異質で気持ち悪いという
感情により、苦手になっていく。また、例えばテントウムシのように、外敵から身を守るために
色や斑点などを進化させ、“気持ち悪く思わせる”ようにしていったという過程が昆虫にはある】
とのことなので、人間は昆虫に対して本能的に気持ち悪いという感情を持つようです。
しかし最近、コンクリートに囲まれた都会で生活する子供達は、虫に接する機会が減ったために、
虫が触れないという子供が増えているそうです。虫が苦手な子供が大人になると、果たして
虫がもっと苦手になるのでしょうか?
夏に虫捕りする子供達の風景が失われていくのは少し寂しい気持ちになりますね。