業務部の佐藤です。

 先週末、半年に一度の労務協会スタッフ向け研修が行われました。
研修の導入部分で、スタッフがお互いの座右の銘を発表する機会
がありました。
(ちなみに研修のテーマは座右の銘ではありませんが・・・。)

 少し前まで、座右の銘と言われてもあまりピンと来なかったの
ですが、今は「人間万事塞翁が馬」を座右の銘としています。
ご存じのとおりこの言葉は故事から来ており、本来は、この世の
全ての出来事は幸不幸が予測できない、という意味で使われます。
数年前に自身や周りの人たちにとって辛いことが起こったとき、
きっとこの先には良いことが待っているはず、というようにこの言葉を
解釈し心に留めたのがきっかけでした。

 あるネットリサーチによると、日本人の5割強がなんらかの座右の銘
を持っていると回答しています。
またその効果としては、苦しいときの励みになる、思考をポジティブ
な方向に転換できると感じている人が多いようです。

 無理に座右の銘を持つ必要はないかと思いますが、好きな本や映画
等から自分にあった言葉を探してみるのも楽しいかもしれません。