業務部の松井です。
先だって、ある経営戦略セミナーに参加してきました。
内容は、1 今後の世界・日本経済の動向 2 事業戦略 3 収益構造改革
4 組織・人事戦略 5 経営システム 8 財務戦略 等でした。
強調事項としては
1.オリンピック開催の2020年までは景気はよくなるが、来年からの3年間が勝負の年で、それ以降2020年までは下降していく景気に対しての備えが必要な期間となる。
2.固有技術で顧客課題を解決していく数を増やし、ビジネスモデルの展開ロジックを作る。
3.成長エンジンを見つけていく。
4.変化をマネジメントする。
でした。
確かにここ10年で、ビジネスモデルがかなり変わった気がします。
当協会の関与先事業所の職種もかなり増えたかと思いますし、今後の10年間で更により変化していくでしょう。
今までにないビジネスモデルを考え、構築し、実践していく企業こそが今後も生き残っていくのでしょう。
しかしながら、厳しい世の中になりました。
勝ち組と負け組がはっきりと分かれ、20数年前のように、業界全体が儲かっていくといったことは今ではありえないことかもしれません。
ある本に書いておりましたが、最近はお客の目も厳しく、昔は「お客様は、神様です」、でしたが、最近は「お客様は、殿様です」だそうです。
粗相があっても神様は許してくれますが、殿様は許してくれず、一刀両断のもとバッサリと切り捨てられるのだそうです。
これからは企業として、また企業人として生き残っていくためには、常に考えて、変化し続け、実践していくことが必要なのですが、精神的にも肉体的にも疲弊しないようにしないといけないですね。
最後に、私の家で飼っている子犬が、部屋でのんびり寝ているのを見ると、「のんびりできてうらやましいなー」、と思ってしまうことがあります。
動物を見てこのような思いをするのは私だけでしょうか?