業務部の梶です。
『ハラスメント』とはいろいろな場面での『嫌がらせ、いじめ』を言います。
その種類は様々ですが、他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、
相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることを指します。
様々なタイプの〇〇ハラスメントがあり、ある程度世の中に浸透しているものから
そうでないものまで30種類程あるそうです。
有名どころでは
【パワー・ハラスメント(パワハラ)】
閉鎖的な環境において立場や権力や階級といった上下関係を利用し、
おおよそ下位に当たる者に対して本人の意志に反する事を強要すること。
【アルコール・ハラスメント(アルハラ)】
アルコール飲料に関する迷惑行為、又はその場においての嫌がらせ全般を指す。
【エイジ・ハラスメント(エイハラ)】
年齢による偏見や嫌がらせを受けることの総称。多くの場合女性間の間で起きやすい。
(最近このテーマを取り扱ったドラマが放送されているようです。)
【マタニティ・ハラスメントー(マタハラ)】
妊娠や出産を控えた者又は経験者に対して行われる嫌がらせのこと。多くの場合仕事に関係し、
職場において上位の者や同僚から退職や退職へと追いやるといった不当な扱いを受けること。
中にはあまり耳慣れない言葉もあります。
【スメル・ハラスメント】
キツい匂いの香水や場に相応しくない香り、異様な体臭などスメル(匂い)による周りに
不快感を与えることの総称。
【ブラッドタイプ・ハラスメント(ブラハラ)】
ブラッドタイプ(血液型)といった不確定性要素に基づいたその者への不当な判断や
言動、行動などの総称
【ペイシェント・ハラスメント(ペイハラ)】
ドクター・ハラスメントの逆のパターン。主に患者側が医療従事者に対し、正当な医療行為を
妨害するような行為をすることを指す。心無い患者が暴言を吐いたり又は暴力行為を行なうこともこれに該当する。
また事実にない事を言いふらし権威を失墜させることもこれに当たる。
注意すべきは、言動を発した本人の意図には関係なく相手を不快にさせたり、
尊厳を傷つけたりすれば〇〇ハラスメントだと訴えられる可能性があることです。
上に挙げたものは特に閉鎖的な職場などで起こりやすいので特に気を付けたいですね。