業務部の玉田です。

朝 布団から出るのが辛い季節になって、冬眠できれば良いのに、
と思うことがあります。

300年程前まで極寒の国の貧しい農民などで、食べ物が乏しい冬期
は冬籠りをして、1日の大半を暖炉の近くで寝て過ごし、日に1度
だけ保存食を食べるという生活をする人たちがいたようです。

現代の私たちは、冬に食べ物がなくなる心配がない一方で、季節も
昼夜も関係なく、常に外界からの刺激にさらされています。
体の細胞はその対応に多くのエネルギーを使い、どんどん劣化して
いってしまう…それらを、冬眠期のような外界から遮断された環境に
よって、再生させ若返らせることが出来るかもしれないという研究が
されており、活動と休息の規則正しいサイクルが実現すれば、ヒトは
若さを保ちつつ、もっと寿命を延ばせる可能性があるそうです。

冬眠するのは無理ですが、寝正月は良いかもしれません。