業務部の西野です。
コロナ禍で家飲みが増えたので、変わったものや飲んだことのないお酒を日々探し求めているのですが、最近飲んだ中でよかったなと思うものがありました。
当事務所内でも興味を持たれた方が何人かいらっしゃったので、ご紹介したいと思います。
そのお酒とは「立春朝搾り」という日本酒です。
旧暦のお正月にあたる立春(今年は2月3日)、その前日の節分の夜から一晩中もろみを搾り続け、立春の早朝に搾りあがったばかりの火入れされていない生原酒が瓶詰めされ、その日のうちに消費者の手元に届けられるというものです。
その日のうちに、というのがこの立春朝搾りの要なので、日本名門酒会に加盟している酒販店さんが早朝から近郊の蔵元まで行き、ラベル貼りや出荷作業をお手伝いして(今年はコロナの影響で、酒販店さんによる作業はなかったそうです)、注文分のお酒を直接蔵から持って帰ってきて販売します。
つまり、それぞれの銘柄は基本的に蔵元の地元や近郊地域でしか買えない、地域限定酒になります。
今年は全国44蔵で立春朝搾りが作られ、私は和歌山の蔵のものをいただきました。
柔らかで飲みやすく非常に美味しかったです。
来年はどこの蔵を予約しようかと今から楽しみです。
地域限定酒ですが、全国の蔵の立春朝搾りが飲みたい…