業務部の松井です。
2021年度が始まりました。
新型コロナの影響で現在世界経済が低迷しておりますが、今後はどのようになっていくのか、予想しにくいのが現状ではないでしょうか。
世界の株価は上昇傾向にあり、日経平均株価も30,000円を超えていき、まだまだ上昇するような状況です。
ただ気になりますのは、日本経済のここ数十年の低迷です。
1995年の日本のGDPがピークであった年は、主要な国のGDPは以下のようでした。
アメリカ 800兆円 日本 600兆円 ドイツ 280兆円 中国 80兆円
インド40兆円でした。
2019年は アメリカ2400兆円(3倍) 日本 550兆円(0.92倍)
ドイツ 430兆円(1.5倍)、中国 1600兆円(20倍)、インド320兆円(8倍)となっております。
24年経過して、主要諸外国は軒並みGDPが上がっているのですが、日本だけはずっと低迷しております。
日本のGDPがアメリカ並みに上がっておりましたら、若干インフレになっていても賃金は今以上に上昇し、国の税収ももっと増え、全てにおいて豊かになり国力が増していたのではないかと思います。
このように低迷してしまったのは、国の政策、金融機関の対応、企業の対応等いろいろな要因があると思います。
一番欠けていたのは、「日本全体のイノベーションが不足していた」ということではないでしょうか。
ただこのままの状態がさらに続くのであれば、日本のGDPは世界第3位どころか10位以内にも入ることができなくなり、更に国力が衰えることになります。
過去のことを言っても仕方ありませんので、これからの日本でもっと経済発展をしていくためにはどうしたらいいのかを、政官民一体となって真剣に考えていかないといけない時期に来ています。
そのために当法人は、企業の人事労務に関してのサポートをこれからも十分に行ってまいります。
「労務を変える、人が輝く、ビジネスが変わる」