業務部の下村です。

線状降水帯による災害級の長い期間に渡る大雨がやっと落ち着きましたが、新型コロナの感染状況は従来にない拡大をみせており、本当にやるせない気持ちになります。

 

先日、社労士会の支部の行事として初めて「zoom懇親会」を開催しました。

WEB会議システム「ZOOM」の「ブレイクアウトルーム」という機能を利用し、参加者を少人数のWEB上の部屋(ルーム)に分けて、1部屋4~5人程度のグループでWEB画面上で30分×2回の懇親会を行うものです。

 

私は運営側で「“天の声(;´∀`)”」としてZOOMブレイクアウトルームを操作する裏方をしていたので実際にWEB上での懇親はできなかったのですが、それぞれのルームが盛り上がっているか様子を確認する為、「“天の声(;´∀`)”」として顔を出さずに訪問しました。

心配せずともどの部屋も盛り上がっていて一安心。参加者も皆さん非常に喜んで頂きました。リアルの飲み会では仲の良い人同士でどうしてもくっつくことが多くなりますが、意図なく振り分けられたメンバーで懇親をすること、これも画面上という条件もあって意外に上手くいくものだと感じました。

 

以前、ある開業されたばかりの社労士の方が、

「開業したけど、まだお客様はいないし、社労士の方々と1人も知り合うこともできない。お会いして色々お聞きすることもできない。私、本当に孤独です。なんとか交流を持てる場を作ってもらえないでしょうか。」

と、私宛にお電話を頂いたことが今でも心に響いています。

この出来事が一つのきっかけとなりました。

 

普段話せる人がいる。会社に行くと誰かしら当然のようにいて、何でもない話をする。

ごく当たり前のことが、当たり前でない、本当に心から渇望されている環境に置かれている方がそこにいる。

 

やってみて分かること、沢山ありました。

 

コロナ禍が続きますが、こういう取り組みが、会えない期間を乗り越え、知り合えるきっかけに、また会える時までの孤独感を少しでも和らげることができる場になれば切に嬉しく思います。