業務部の伊達です。

 

かのスティーブ・ジョブズの名言のひとつに

I’m as proud of what we don’t do as I am of what we do

少し意訳ですが「何をするかと同じぐらい、何をしないかが重要だ」という言葉があります。

 

実際にアップルはかつてPC周辺機器など非常に多くの製品を手掛けていましたがジョブズの復帰後今の既成商品にぐっと絞ることで業績を大きく回復させています。

 

様々な捉え方がある言葉だとは思いますが、この言葉だけを切り取っても色々考えを巡らせることができそうです。

 

経営学のようなスケールの大きな話に限らず、私たちの身近な生活の中にもそういえば、と思うことがいくつかありました。

 

例えば毎日当たり前の様に使っている家電製品のほとんどがこの「何をしないか(しなくてもいいか)」を考えた結果生まれたものかもしれません。

テレワークによってなくなった通勤時間を有意義に過ごしている方もいるでしょう。

趣味を見つけようと一度に色んなことに手をつけたときはどれも中途半端に終わってしまいました。

時間も体力も有限なので、あれもこれもと欲張らない方がいいですね。

 

時代や環境がめまぐるしく変わっている世の中なので、改めて「何をしないか」を考えてみると新たなアイデアが生まれたり本当に今の自分に必要なものが見えてくるかもしれません。