総務部の長尾です。
今季は大流行するかも・・・と言われていたインフルエンザですが、例年では流行のピーク時期である1~2月を迎えても、感染拡大は見られていません。
厚生労働省の発表によると、2月13日までの1週間で医療機関から報告された患者数は全国で37人とのことです。
昨年の同時期は56人、2020年は44,737人、2019年は129,989人となっており、新型コロナウイルスが感染拡大する前と比較すると、激減しているのがよく分かります。
激減の理由としては、コロナ禍で多くの人がマスクや手指の消毒を徹底していることや、海外との往来の減少など複数の要因が考えられるそうですが、発熱などの体調不調に対する意識の変化も理由の一つとみる専門家もいるそうです。
確かに、以前の風邪薬のテレビCMは、「発熱や咳の症状があっても薬を飲んで会社へ行く、家事をする」姿が描かれるものが多かったように思いますが、最近は「風邪の時は無理をせず家で休む」にシフトしてきているように感じます。
コロナ禍の中で、”感染を拡げる可能性のある行動は良くない”という世情を反映しているのかもしれません。
健康管理に気を配っていても風邪やインフルエンザになってしまう事はありますので、コロナが落ち着いた後も、体調不良の時は休むのが当たり前という社会的風潮は続いてほしいと思います。