淀川労務協会 業務部の下村です。
事業所様から管理職研修のご依頼を頂き、「管理職とは」というテーマでお話しすることが多いのですが、
その時、いつもふと思うことがあります。それは・・・
「上司と部下の関係は、親と子の関係とかなり似ている」のでは?ということです。
「褒められた子は成功する」とよく言われますが、それは、褒められて自信がつき、もっと上にチャレンジしていく・・・。
そういう思考が子供のころから身についているからかと思います。
反対に、怒られてばかりだと、委縮し、失敗を避ける為、挑戦をしなくなる。とにかく怒られないように、失敗しないように無難に無難にと考えてしまう。
「感情的に怒るのではなく、理解させるために叱る必要がある。」
「まずは、ほめて(ねぎらって)、注意して、最後に期待し鼓舞することが大事。」
なんだが、上司の部下への指導と似ていると思いませんか?
・・・・・あと、以前、私の長男が通っていた幼稚園の園長先生がおっしゃっていました。
「みなさんは、保護者から”親”にならなければいけない」と。
「親」という漢字は、”木の上に立って、見る”と書きます。
つまり、子どもを保護するのでなく、上から見守る。
なんだかコーチやマネージャーに通じるところがありませんか?
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親のやり方、考え方、価値観を絶対として無理やり押し付けていないだろうか?
親と子は本来別人格であり、人生も子供のものなのに。
これも、上司が部下へする接し方と通じていませんか?
また、最近相談が多い”パワハラ”の原因の一つにも通じているのではとも感じます。
私も2人の子供がいる身として、つくづく感じる(反省する!?)今日この頃です。