従業員を大切にする会社

業務部の木村（朋）です。

　先日、引き合いをいただき初めて訪問させていただいた会社のお話です。

　その会社は、創業３０年目を迎える会社ですが、創業者の会長とご子息の２代目社長はともに、従業員をとても大切にしておられます。
　
　面談の中で、賞与制度の話になったのですが、その会社は年１回の決算賞与として支給されているようでした。
　創業以来、比較的順調に事業を発展させてきたとのことでしたが、過去には何度か業績不振に見舞われ、決算賞与原資が確保できない年があったそうです。
　しかし、当時の社長であった現会長は、そういうこともあろうかと、こつこつとプールしておいた資金を、日頃に家庭で従業員を支えてくれている奥様に　”奥様ボーナス”　と称して、奥様への感謝のお手紙ともに支給したそうです。
　支給額はお世辞にも多いとは言えないものだったようですが、従業員と奥様にものすごく喜んでもらえた、ということでした。
　それ以降、今でも奥様ボーナスの原資はこつこつ別建てしているそうです。

　粋なお金（賞与）の使い方に感心するとともに、素敵な会社とご縁があったことに感謝した一日でした。