業務部の村上です。
5月12日は母の日です。父の日や母の日は「親に感謝の気持ちを表す」記念日として全国に普及しています。シンボルの花と言えば、母の日にはカーネーション。父の日にはバラの花だそうです。いずれの花も色は、存命であれば赤、亡くなっていたら白という風に意味づけられているそうです。
もともと、カーネーションもバラの花も、教会での式典で「胸につける」ものだったようですが、日本では「胸に花をつける」習慣がなかったせいか受け入れられず、いつのまにか「プレゼントする」ことが主流になりました。さらに、「男性に花を贈る」ということも一般的でなかったせいなのか、母にカーネーションを贈る習慣は広く普及したのに、父の日にバラの花を贈る人はあまり多くないようです。
父の日、母の日それぞれに、南北戦争を背景とした家族の物語が秘められしかも、キリスト教教会に根差した行事としてスタートしていたそうです。日本では、年長者を敬う文化があるので、「まあ、起源はどうあれ、親孝行はしたほうがいいね」という感じで、普及していったのでしょうか?
いずれにしても、一年に一度くらいは、両親に向かい合ってきちんと感謝の気持ちを表現してみたいもの。みなさんはどんな風にご両親に思いを伝えますか?