業務部の村上です。

 梅雨明けから猛暑が続き、熱中症対策には水分を十分に補給が大切といわれていますが、高齢者や病気を持っている人は、冷たい飲料を飲むのは逆効果になる場合があるようです。

 消化器官は約37度を下回るとうまく機能せず、冷えた水などを飲んで胃が冷えると、温度を戻そうと体内の血液や水分が急速に胃の周辺に集まるそうです。すでに猛暑で体は脱水症状ぎみなのに、水分や血液が一部の器官に集中することで、さらに脱水症状が進んでしまいます。

 若くて元気な人は冷たいものを飲んでも大丈夫らしいですが、高齢者などにとっては15~20度、井戸水くらいが適正な温度だそうです。

 外は連日の猛暑、一歩屋内に入るとエアコンが利いている。そして、外に出て冷たい飲み物を飲む。こうして暑さと冷えを繰り返すことによって、自律神経が変調をきたし、夏バテにもつながるので、みなさん冷たいものは、ほどほどに。