業務部の村上です。

「蝉時雨」は本格的な夏の訪れを告げる夏の季語にもなっています。

蝉は今、ちまたで大合唱している「セミ」

時雨とは「晩秋や冬に急に降ったりやんだりする雨」を表す言葉で、この二つの言葉を合わせて「一斉に鳴き出したと思うと一斉に泣き止む蝉の鳴き声がまるで時雨が降っているような音」という蝉の声を表現しているようです。

30℃を超える暑さが続く毎日、蝉の賑やかな声を聞くとさらに気温が上がるようながします。

私は蝉の声を聞くと本当に暑苦しく感じてしまい苦手ですが、「ひぐらし」のように残暑の涼しくなってきた夕方、何とも言えない寂しい鳴き声を聞くと、もうすぐ訪れる夏の終わりを感じることができるので、少し好き(?)です。

うるさいけれどもなんとも趣のある蝉。地上では1週間しか生きていない蝉。

もっと優しい気持ちで鳴き声を聞いてあげないといけないのでしょうね。