総務部の長谷川です。
2014年の今年、日本を訪れた外国人観光客の数は、円安の影響もあり
過去最高を記録し、京都や、ユニバーサルスタジオ、大阪城などあちらこちらで
外国人観光客を目にするようになりました。
たくさんの外国人の方々が、日本を訪れているのですが、
どのような観光地が人気なのか調べてみたところ、
ランキングでは以下の順位のようです。
1位 京都の伏見稲荷、2位 広島平和記念資料館、3位 広島の厳島神社、
4位 京都の金閣寺、5位 奈良の東大寺だそうです。
神社やお寺といった日本古来のものが人気なようですが、
2位が広島の平和記念資料館という結果には、とても考えさせられました。
私は小学校の頃、父が広島に単身赴任をしていたことや
修学旅行先が広島だったということもあり、
平和記念資料館には10回近く訪れたことがありますが、
資料館で見た原爆の恐ろしさや惨さは、今もはっきりと目に焼き付いています。
原爆投下から、かなりの年月が経っていますが、多くの外国人観光客が
平和記念資料館に足を運んでいる一方で、
日本の子どもたちの修学旅行先が、ディズニーランドやユニバーサルスタジオ、
はたまた海外などが多くなってきているということに対して、少し残念に思います。
来年は、戦後70年。
日本人である私たちが広島や長崎で起こったことを、
そして平和の尊さや原爆の恐ろしさについて学び伝えていくことを
決して忘れてはいけないのではないでしょうか。