公益財団法人日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所は11月22日、「メンタルヘルスの取り組み」に関する企業アンケート調査結果を取りまとめた。主な結果は以下の通り。
●「心の病」の年代別割合:前回に続き、10-20代が増加。初めて3割を超え、わずかに40代を上回る。50代除き各世代の比率が横一線となり共通課題に。
●最近3年間の「心の病」の増減傾向は「増加傾向」32.0%、「横ばい」54.7%、「減少傾向」10.2%。漸減傾向にあった「増加傾向」の回答が一転して増加。
●「心の病」の増減傾向と組織風土・取り組み:「心の病」が減少傾向の企業では「生産性が向上している」の回答割合高い。また「健康経営」「長時間労働」「場所に縛られない働き方改革」の取り組みで効果があがっている割合も高い。
●ストレスチェックの課題:「集団分析結果の活かし方」を課題として挙げた企業が2/3と最多。続いて「医師面接対象者が希望しないこと」が4割。組織対応と個人対応のストレスチェック制度活用の両輪が課題。
詳細は下記サイトをご参照ください。
■第9回「メンタルヘルスの取り組み」に関する企業アンケート調査結果-「心の病」多い世代 20代が初めて3割を超える
https://activity.jpc-net.jp/detail/mhr/activity001577/attached.pdf