「2021年度 労働時間,休日・休暇管理に関する調査」 -産労総合研究所
人事労務分野の情報機関である産労総合研究所は、「2021年度 労働時間,休日・休暇管理に関する調査」を実施し、結果を公開しています。
調査結果のポイント
(1)労働時間・休憩時間
- 1日の労働時間は、全体平均7時間46分、1週の所定労働時間は全体平均で7時間46分、年間所定労働時間は、全体平均で1,900時間18分。
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(2)年間休日・季節的連続休暇
- 週休日と国民の祝日等をあわせた年間所定休日日数は、平均119.7日で前回調査(2014年度)より増加したものの、依然として120日には届かない状況が続いている。
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(3)年次有給休暇
- 勤続6カ月経過時の年休付与日数は平均10.7日で法定の義務(6カ月経過日に10日以上の年休を付与)を若干上回った。以後は法定日数を1日程度上回り、勤続4年6カ月以降は法定に近くなる。最高平均付与日数は20.4日。
- 使用者が年休の5日について時季を指定して取得させることが義務となったが、この5日の時季指定を実施した企業は49.2%。
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(4)時間外・休日労働
- 36協定の有効期間は、1年とする企業が97.3%。限度時間を決める単位(一定期間の区分)については、1カ月とする企業が61.8%である。限度時間の分布をみると、法定限度時間である45時間が69.2%で最も多く、平均は45.3時間。
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(5)在宅勤務
- 在宅勤務を実施している企業は70.6%。在宅勤務の対象が、全社員は44.7%、特定部署のみは37.1%。1週間での回数上限は、上限の定めなしが63.6%。中抜け時間は認めない企業が33.3%。
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詳細は下記の産労総合研究所サイトよりご参照ください。
(出所)2021年度 労働時間、休日・休暇管理に関する調査 ー産労総合研究所
https://www.e-sanro.net/research/research_jinji/shanaiseido/rodojikan/pr2110.html